日本初 ママで世界王者 吉田実代「今朝も娘を保育園に」

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 6月19日(水)千葉・幕張メッセ イベントホールにてWBOアジアパシフィック・フライ級王者のケーシー・モートン(35=アメリカ)を判定3-0で下し、WBO女子世界スーパーフライ級王座を奪取した吉田実代(31=EBISU K’s BOX)が、一夜明けた20日、東京・五反田のワタナベジムで記者会見を行った。


 
 ほぼフルマークの判定勝利で、日本ボクシング史上初の“ママさん世界王者”となった吉田。会見は正午スタートだったが「娘を保育園に預けないといけないので、明け方4時に寝て8時に起きました」と激闘翌日も母親業に追われていた。

 


試合中は「倒し方の定義もひらめいた」という吉田。次戦が楽しみだ
 試合前の1カ月半は愛娘の実衣菜ちゃん(4)を鹿児島の実家に預けていた。実家の母から気丈にふるまう娘の様子を聞き、「勝ったら絶対にリングに上げる」と決めていた。その決意が10R止まらぬ手数の原動力になった。
「試合後の控室では私の汗を拭いてくれたり、娘なのに世話をしてくれる。自分をママのマネージャーだと思っているのかな(笑)。1カ月半ですっかりお姉さんになっていて、ああ、娘も頑張ってたんだなと」

 

 一人にさせたつぐないと、頑張ったご褒美に「どこでも連れて行ってあげたい」という吉田。実衣菜ちゃんのリクエストは「銭湯かカラオケ」だそうだが、同じシングルマザーの先輩でMMAファイターの山本美憂からは拠点とするグアムに親子ともども招かれており「あとは、いついくかの段取りまで話が進んでいます」。3日後から練習再開を決めているママさん世界王者は、“娘孝行”も必ず実現させようと決めている。

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